働くのがイヤなんじゃなくて人と交わるのがイヤなんだよね
まず率直に頑張ってほしい。
しかし現実を見つめるところは見つめなければ、と思う。
免許さえあればタクシーの運転手もあるし、大型とって運送業もある。接客業は常に引く手数多だ。
仕事を選びさえしなければ不況不況言ったって仕事は必ずある。
しかし30代で職歴・資格(?)・経験なしとなるとスーツ着て普通の商社でデスクワークというのはちと無理があるのは間違いない(ご時世的にも)
だったら少し我慢して勉強して資格を取って専門職に就くのもアリかなとは思う(それでも今のご時世30代で経験無しは厳しいか)
話は変わるが一昨日ぐらいにテレビ朝日のニュースで40代の職探ししている男の特集が組まれていた。
その男は製造業に就いていたらしいが不況の煽りで職を失い毎日ハロワに通う、という内容だった。
そしてその男はある鉄工場の面接にこぎつけた。
男が出す条件はこうだ。
「給料はあまり気にしないのでとにかく住む場所が欲しい」
というもの。
会社側が出した条件は月18万円、寮は月5万円。
それでいい感じで話が進んでいたのだが会社側から一言、「二人部屋になるけどいい?」
なんとその男はその理由でその面接を蹴ってしまったのだ。
本人が言うに理由は「人付き合いが苦手なので一人部屋がいいんです……」との事。もう新宿駅で暮らせよおまえ。
自分が社会に出てから気付いたのだが一番必要なのはコネ。それを作るために必要なのがコミュニケーション能力。
学歴なんて社会に出るときに必要なものであって実際出たら犬の糞同然。コネ持ってる奴のほうが全然パワーがある。
コミュニケーション能力というものは決して遺伝ではない。外に出て人と交わり、話し、遊び、喧嘩し、そうやって培われるものだ。
10年というブランクは言葉で片付けるにはあまりにも大きいが、恐れず頑張って欲しいものである。