youtubeとニコ動の違いって何なんだろう

あなたの自由は、他の人も持つ自由。 : ひろゆき@オープンSNS

先週雄大君がミノワマンに殴られてるAAをTOPに上げたところ「私は単行本組なんです。 まさかTOPでネタバレされるとは思ってもみませんでした」みたいなわけわからんメールを頂きました。

 早売りうpとかならともかくもう発売されてるんですけど。

 しかもAAでその後どうなったか結果すら書いてないんですけど。

 ヤンジャン買わずに単行本しか買ってないっていうのもあんたの都合だしねたミシュラン見たのもあんたの都合でしょ(TOPだから多分飛んできたわけじゃないだろうから)


 世界は自分を中心に回ってる、それは間違いない事であって、そうであるべき事だとは思うけど当然それはみんなが思っている事なのだ。

 さも自分だけがその特権を持っているように振舞う人間は一体何なのか。

 そこらへんツッコんであげると顔真っ赤にして(←想像)支離滅裂な反論を繰り返すノータリンが最近多すぎるような気がする。

 そういった人間はネット弁慶で実社会ではコミュニケーション下手な人間なんだろうなぁと思う。


 余談だが俺はチキンなのでAAを削った(笑)



“一般化”を目指すニコニコ動画の戦略
運営側もこの記事に対して「その通り」と言っていたが実際のところどうなのだろうか。

 宅見将典という作曲家(音楽プロデューサーって言った方がいい?)がいる。まだ30そこらだが才能豊かでいろんなアーティストに楽曲提供をしたりしている。
 youtubeで氏が上げたドラムプレイには「cool!」や「great!」といったコメントが殆どである。
 一方有志が転載したらしきニコ動のコメントは酷いものだ。「走りすぎ」「そこの踏み変え違う」などの指摘コメントはともかく「つまんね」「顔がキモイ」「在日うせろ」といった中傷コメントが山ほどある(気分悪くなるのでリンクは張らない)


 褒めるよりはけなすことの方が簡単だ。例えば自分はフィギュアスケートなんてやった事もないから「あんなの音楽の盛り上がる部分でトリプルなんちゃら回るだけだろ。 どこで点差ついてるのかサッパリwww」といった感じだ。

 ドラム人口なんてそう多いものでもないだろうからドラムなんて触れた事がない人が殆どなのだろう。だったら黙ってればいいものを一体何を主張したいのだろう。なぜyoutubeとこれほどまでに差があるのだろうか。やはりひろゆき氏が関わっているという事で2chの延長上みたいなイメージがあるのだろうか。


 ……という問いを以前オフでした事があるのだがその時耳を疑う意見が出た。


 「ニコ動は匿名だからじゃね?」


 (゜д゜)ハァ?ニコ動が匿名だったら何もかも匿名だよバーローwwwww


 あとニコ動は餓鬼が多いというイメージがあるが実際はそうでもないんじゃないかな、と思っている。しかしそういったイメージは間違いなくある。「きっと宅見氏がニコニコ組曲(?)とか弾いたら拍手喝采なんだろうなプゲラッチョwww」みたいな。


 もちろんこれはネタだから、とすぐに理解できる人間はいいが理解できない人間、それが「一般の人」なんじゃないかな。


 なんか話が逸れてきたがそういったネガティブなイメージに耐性がない人はやはりニコ動にのめり込めないのではないか、そしてそういう耐性がある人はやはり『オタク』(アニメとかPCとか)という人種なんだと思う。


 「一般化」というのは「浅く広く」という事なのだろうが、コミュニティやその他サービスがそれに繋がっているとはとても思えない。
 「狭く深く」、結局はニコニコ動画という箱庭の中でのクラスタ化を推進しているだけのように見える。

 もちろんそれが悪い事だとは思わない。「youtubeだから」「Gyaoだから」なんて言葉はめったに聞かないが「ニコ動だから」という言葉はよく聞く。ある程度の問題はこの一言でケリがつく魔法の言葉だ。こんな空気の動画サービスはそうそうない。個人的にはこの色で頑張って欲しいものだが……




 事業として赤字が出ている、もっとたくさんの人に見てもらって収益を増やす。その考えはもちろん分かる。

 でもPCも全然詳しくなくてアニメとかも全然見ない、そんな人に動画サービスを紹介するとしたらやはり自分はyoutubeを紹介すると思う。
 もしそこで今のニコ動を紹介したらそれだけで俺の程度が品定めされてしまう、そんな気がする。