私はタスポを作らない

私は喫煙者である。しかし私はタスポを作らない。
めんどくさい。
誰が得をするんだろう。
青少年の喫煙を防止したい、その意図は理解できる。
しかし作る側は本気で浸透させる気があるのだろうか。とてもそのようには感じられない。
組織の上の方にとてつもない嫌煙者が一人だけいてその人の鶴の一声でタスポ導入が決定された、そのような気がしてならない。
だからたとえタスポが浸透しなくてもかまわないのだろう、導入した、ということでそのお偉いさんへの体面は取り繕えるのだから(※←ここは全て想像です・笑)


ところで落ち着いて考えてみた。青少年が喫煙して誰が困るのか。
まさか街中で学ラン着た学生がスパスパ煙草ふかせるなんて光景はそうそうお目にかかれないだろう。
学校のトイレとか、公園の裏とか川の土手とか人目に付きにくいところだろう。

うん、困らない。少なくとも私は困らない。
こう思うんだ、『吸いたいなら吸わせてやればいい』と。
わざわざタバコ吸ってちょっと悪ぶってカッコいいとこ見せて女の子にもてたい中学生の喫煙をとめる必要はない。
わざわざ学校のトイレでタバコ吸って先生を困らせてやりたい高校生の喫煙をとめる必要はない。
わざわざ合コンでタバコ吸って大人のオトコを演出して女の子をお持ち帰りしてセックスしたい大学生の喫煙をとめる必要はない。
吸いたいなら吸わせてやればいい。

はっきりいってしまうとこのタスポという制度、くだらない。
喫煙防止したいなら欧州並にタバコの値段を上げるべきである。
そうすれば貧乏学生は興味本位でタバコを買うなんて事はできなくなるだろう。本当にタバコが好きで吸いたいひとだけ買う、そうなるはずである。
しかしそうしないのはタバコが売れなくなるからである。そこで大金かけてタスポなどという中途半端なことをしたわけである。外面のためだけに。

私は怒っている。飽きれている。そういった不の感情からか、どうしてもタスポを作る気にならない(ただの駄々っ子)
別にコンビニで買うし免許証だって使えるようになるって話である。
居酒屋等でタバコが切れたときにはちょっと不安だがおそらく店側もタバコサービス(有名銘柄は店側で買い置き)ぐらいはしておいてくれるだろう。

以上はタスポ導入に関して一喫煙者の意見だが非喫煙者はタスポ導入に関してどう思っているのだろうか、興味がある。タスポナイス!とか思ってる人もいるんだろうか・・・